循環器科

生命の中心である心臓と、そこから血液を体全体へ送る血管。
生命エネルギーを巡らせる仕組みの全てをまとめて循環器系といいます。
体の細胞は酸素と栄養を取り込み、二酸化炭素や老廃物を追い出す必要があるため、循環器系が正常であることはすなわち生きていくために不可欠な要素です。

循環器系の病気は日々の生活に起因しているものが多く、また自覚症状の少ないものが多いので、長い年月の蓄積を経て突然重い症状に見舞われる危険性を持っています。
簡単な検診で早期発見も可能なので、日ごろから体の内部の状態を調べる習慣をつけておきましょう。

循環器系の主な症状についてご紹介します。

高血圧

高血圧は、あらゆる重大な病気を悪化させる疾患です。

高血圧とは

高血圧とは

私たちの血圧は運動や周りの温度で上昇します。
こうした一時的な血圧を高血圧とはいいません。
安静状態で測ったときの血圧が正常値よりも高いと高血圧と診断されます。

血圧が常に高いと血管に過度な負荷がかかります。
血管の内壁が傷ついたり、柔軟性を失い固くなったりして、動脈硬化を起こしやすくなります。
この状態を放置し続けていると、例えば以下のような重大な病へと発展するおそれがあります。

  • 脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血など)
  • 心疾患(心筋梗塞・狭心症など)
  • 慢性腎臓病

まだまだ他にも、高血圧にともなう病気は存在します。

高血圧は自覚できます

定期的な健康診断や過程での血圧測定によって高血圧は自覚することが可能です。
「血圧が高いな」と気づいたら早めに受診し、治療が必要であるか、原因は何であるかを見つけましょう。

不整脈

自覚症状は軽いケースが多いですが、場合によっては突然死というケースもあります。

不整脈とは

不整脈とは

心臓は筋肉でできています。
1分間に50~100の伸縮を繰り返し、体中へ血液を送るポンプの役割を担っています。

心臓は意識して動かしているのではなく、私たちが寝ているときも体を動かしているときも、勝手に動き続けてくれています。
洞結節(どうけっせつ)と呼ばれる部分から出される電気信号によって心臓は自律的に動きますが、この電気信号に異常が発生し、心臓のリズムに不正が発生することを総称して不整脈といいます。

不整脈になると……

心臓の鼓動が早くなったり遅くなったりします。
または、脈が乱れたりします。

これによって以下のような症状に見舞われます。

  • 心臓のドキドキがおさまらない
  • 脈が飛ぶ感じがする
  • 胸に痛みや圧迫を感じる
  • 体がだるい
  • 吐き気がする
  • めまいやふらつきを感じる

不整脈が恐ろしいのは、まったく無症状の場合があることです。
たまたま自分で脈に触れてみて乱れに気づいたり、健康診断で見つかるケースもあります。

心不全

心臓が弱っている状態が心不全です。

心不全とは

心不全とは

心臓から送り出される血液(拍出量)が不十分で、体が必要とするだけの循環血液量を保てていない病状を心不全といいます。
心不全によって心臓に血が停滞し「うっ血」という病状を引き起こすこともあります。

左心不全か右心不全かによって具体的な症状は変わってきます。
進行すると両心不全となりとても危険です。

心不全の症状

疲れやすい

 歩くと息切れする

 横になると呼吸が苦しい

 足がむくむ

上記のような症状を感じたら、一度当院へ。