健康診断・特定健診
健康診断の意義と目的
心身の異常に関わらず、疾患の予防・早期発見のために医師が診断することを「健康診断」といいます。
では、なぜ健康診断が必要なのでしょう?
それは「治療」というよりも、むしろ「予防」という現代医学の見地からです。
そもそも疾病の大半は急に発症するものではなく徐々に進行するため、気がついたときにはかなり進行していた・・・というケースも少なくありません。
それを防ぐためには、病気にかからなくても定期的に病気があるか否かを 見つけだすための検査が必要なのです。
どんな種類があるの?
健康診断は診察や各種の検査によって健康状態を評価することを目的としたもので、大きく分けて2種類あります。
| 義務 | 学校の職員や生徒、公務員、労働者などに対して義務付けられている健康診断で、その結果を個人にフィードバックして自主的な健康管理を促すのが主な目的です。 また、個人の健康状態から推測して、学校や職場環境の改善および調節などを促す目的もあります。 |
| 任意 | 個人の意思によって受ける、任意の健康診断です。代表的なものとして、市区町村などの自治体が行う住民検診や全身の詳細な検査を行う「人間ドック」と呼ばれるものがあげられます。こちらは健康維持や疾患の予防、早期発見、早期治療が主な目的です。 |
健康診断と人間ドックの違い
私たちのまわりには、およそ8,000種類にものぼる病気があります。そのうち、健康診断で発見される病気は 1,000種類ほどに過ぎません。
一方、人間ドックでは5,000種類もの病気を発見できるとされています。 ただし、人間ドックは健康保険が使えないため、全額自己負担です。
| 健康診断 | 人間ドック | |
| 検査項目 | 国の定めた一般検診の基準項目 平均11項目 |
一般検診の基準項目+付加検診 平均70項目 |
| 発見できる病気 | 約1,000種類 | 約5,000種類 |
| 料金 | 企業や自治体が一部または全額負担 無料~1万円前後 |
全額自己負担 平均4~5万円程度 |
いくらかかるの?
健康診断は一般的に健康保険適用外・・・つまり、実費扱いとなります。
そのため、想像以上に高い費用がかかってしまいがち。会社員の場合は年1 回の健康診断が義務付けられているうえ、その費用も会社が負担してくれるので、料金を気にする人は少ないでしょう。
しかし、主婦やお年寄りなどは自分でお金を払い、自主的に受けなければなりません。
そこで、気になるのが「料金」ではないでしょうか?
問診や触診、アドバイスなどで料金にはバラつきがありますが、一般的な検査項目であれば5,000円前後となっています。ただし、CTスキャンやマンモグラフィといった多くのオプションがあり、実際は5,000~2万円と診察料が上下することも。
特定健康検査
少子高齢社会を迎え、高齢者人口の増加とともに全体の医療費が増え続け、このままでは国民皆医療保険制度を維持していくことが難しくなっています。
このため、医療制度改革の一つとして医療費の高騰の原因の一つとされる糖尿病などの生活習慣病の医療費(総医療費の約3割)を抑えるために、国を挙げて生活習慣病予防に取り組んでいくことになりました。平成20年4月からは、新しく国民健康保険や健康保険組合といった医療保険者が、40歳から74歳の加入者を対象に特定健康診査、特定保健指導を実施することになります。
現在、横浜市国民健康保険では、関係機関等と連携しながらこの実施に向けた準備を進めています。実施期間、実施場所、費用等詳しい内容については、市の広報やホームページで、内容が確定次第お知らせします。






